グレード大会こそエントリー代金上限を

 「グレード大会だからエントリー代金が高いのではないですか?」知り合いが第43回ピーナッツカップ柏ジュニア大会に出た。グレード大会とは関東テニス協会公認の関東ジュニアランキング対象の大会だ。エントリー代金は単複とも5,400円である。予選は1セットマッチのトーナメントである。高い、と思う。ランキングポイントの入力に手数料を150円を関東テニス協会に支払っていると聞いている。それを差し引いても高い。同じ1セットマッチのあすなろテニス大会は1,000円である。

 選手はランキングポイントがほしく、関東中の大会に出場する。エントリー代金を高く設定し、選手が集まりにくい大会があるかもしれない。その大会ではポインがとりやすい。このような不公平感をなくすために、 ”テニス協会はグレード大会こそエントリー代金の上限を決めて公平にすべきだ”、と私は思う。

 世界のサテライト大会(現在のフューチャーズ大会)にはエントリー代金の上限がルールとしてあった。予選は10$、本戦は20$だった。いずれも3セットマッチであった。