砂入り人工芝はテニスを変える

　千葉県私立高校テニス大会が砂入り人工芝コートであった。最近のサーフェスの主流は砂入り人工芝である。何日か前に元プロ選手の伊達公子さんが”世界に通用しないサーフェス”と日本テニス界の問題点だと指摘していた。

　実際にテニススタイルは変わった。最も顕著な例はソフトテニスで見られる。全日本選手権男子ダブルス決勝に進んだペアの戦法は、アンダーサーブからのサーブ＆ボレーだ。ボールが弾まないというこのサーフェスの特徴を最大限に利用している。アンダースピンで弾ませないボールを相手に打つこと、自分たちはボールが弾む前にプレーすること。ソフトテニスのボールはそもそも弾まない。さらにこのサーフェスの特性を生かした戦法ですね。