赤い絨毯を敷いてくれました

 ”台風の被害は大丈夫でしたか?”、お互いにそんな挨拶で第51回市原市シングルス選手権が始まった。私の対戦相手は先月15号の際には2週間の停電だったそうだ。

 ”市原市の表彰式では敗者も笑顔で写ってください”と言われ、赤い絨毯が敷かれた。テニスを40年以上やっているので大会で優勝したことは何回かあるが、赤い絨毯が敷かれたのは初めてだった。わずか1メートルぐらいであったが、大変に嬉しく思った。各コートにスコアボード、選手の名前をつけてくれた。決勝には審判をつけてくれた。チェンジコートの際に座る椅子を置いてくれた。

 どこでもある市民大会だけれども主催者は誇りをもって大会を開催してくれた。是非また出たい大会、私にとってのウィンブルドン選手権です。