勤務先の中学男子テニス部に14人の入部があった。校舎から離れているコートに一緒に向かった。入試がどうだったとかしゃべりだした。早速、友達になったようだ。
コートでは上級生が待っていた。「入部してくれてありがとう。みなでテニスをしていきましょう!」キャプテンが歓迎の挨拶をした。新入部員は拍手で迎えられた。大切な仲間が増える、そんな心あたたまる雰囲気ができた。
40年くらい前だろうか、私は高校生だった。テニスコートに新入部員が増えることがいやだった。テニスができる時間が減るからだった。そんなこともあった。