同僚のEさんが高校生対象にミーティングを行った。タイトルはたしか、”フォームは関係ない。勝とうとする気持ちが大切”、そんなものだった。往年の名選手、マッケンローの言葉の載ったプリントを配布して話してくれた。
私も同感です。定まった(思いこんだ)フォーム通りに打とうとすると無理が生じ、結果ミスとなる。何せ、相手は強くなればなるほど返球困難なボールを打ってくるのだから。
ではどうするか。フォームを気にせずに、相手のボールに合わせてラケットを振るのだ。相手の打ったボールは風で流れることがあるし、イレギュラーバウンドをすることもあるし、コードボールになることもある。それでも返球するのだ。
言い換えると、ノーフォーム、ノーグリップ、これが秘訣です。そんな難しいことができるのだろうか?(次回に続く)