ボールは君のところにやってくる

 勤務先の中学テニス部で初心者と付き合いはじめて1か月が過ぎた。まだうまくボールを打てない部員がいる。観察して気づいたことがあった。

①ボールに向かって動いていくこと

②ラケット面が上を向いてしまうこと

 ①が全てを困難にしていることに気がついた。目が動くのでボールの位置を認識できない。①が②をもたらしてしまう。ボールに向かっていくのは、動物としての習性なのだろうか?あるいは不安感がもたらすのだろうか?単なる思いこみか?

 野球でキャッチボールをするとき、サッカーでボールを受けるとき

にボールに向かっていくことはしない。テニスはボールを打つことよりもキャッチすることが優先される。

 ”ボールは君のところにやってくる。待つのだ!”