「相性が合う、合わないは考えないのでしょうか?」勤務先の中学のでダブルスの部内戦を行うことになった。ペアを組むときのS君の疑問はもっともだ。
10年くらい前までだろうか、相性を優先して部員の希望のみでペアを組んでいたときがあった。対外試合での戦績はいまいちだった。その後、顧問の指示により、実力順、つまりシングルスの順位通りにペアを組むようにした。対外試合(高校の地区大会)では上位2組が県大会出場権を勝ち取るようになり、戦績がよくなった。
相性の合う、合わないはやってみないとわからない。また、相性は合う、合わないではなく、合わせるものだ。S君にもやがてガールフレンドができるだろう。そして、きっと、相性を合わせる努力をすることだろう。