時間

 故郷、上越市の高校ソフトテニス部をインターハイ優勝に導いた中條正信先生だが、逸話が残っている。冬の体育館にての練習時間が2時だか5時だったそうだ。午後ではなく、午前。冬の雪国でのことだ。中條先生にこのことを尋ねたことがある。”時間はつくるものだから”と平然と話された。

 勤務先の中学テニス部では残念ながら遅刻が絶えない。”君は入試に遅刻しないだろう。大事なことだからね。部活の練習は大事なことではないのかね。忙しくても時間はつくるものだよ”。自分にも言い聞かせています。