故郷の友人N君と週に1回オンラインで将棋を指している。「いい手なしで勝ちたいものだね。」感想戦でN君が話した。
いい手とは、例えば、王手飛車取り、だとか、奇策の勝負手だったり、と局後に印象に残る起死回生の手だ。つまり、いい手なしとは、リスクを冒さずに淡々と駒をすすめていくといつの間にか勝ちになっている将棋だ。
テニスゲームも同じだろう。サーブを打ち、リターンを返し、ラリーを続けているといつの間にか勝っている。冒険を冒さず、ミスをせず、淡々とラリーを続けている。結果、相手を少しづつ追い込み、相手がリスクを負ったプレーをしてミスをする。いつの間にか優勢になっている。そんなテニスをしたいものですね。安定してコートにボールを返し続けるということですかね。