えっ!

 「次のゲームはH君とT君だ。」

 「えっ!」H君は大きな声で驚いた。T君は2番手、H君はイレギュラーだ。H君にとって、格上の相手との対戦と感じたらしい。

 「えっ!」と言われたほうのT君は、にっこりと笑い、満更でもない、といった表情に見えた。

 勤務先の中学の部活動では、これまでできるだけ同じ力量の相手との対戦ばかり優先してきたようだ。人数が多く(中1男子が29人、中2男子が24人の在籍)時間があまりなかったからだ。

 「えっ!」と、驚きのある新鮮な活動にしていきたいものです。