「どうしたらいいでしょうか?バックハンドが入らないのですが」ある部員はまじかに迫った部内戦に向けて不安のようだ。
一般論でいえば、頭(目)をグラグラさせないこと、脇をしめて窮屈ともいえる状態をつくること、がアドバイスできる。これらができているかどうかはミニテニスで確認できる。
私もバックハンドが入らない、いやフォアハンドも入らない。初級者相手には思い通りに打てるが、スピードやコースが厳しくなる上級者相手となると入らなくなる。つまり、ショットが入らないことは永遠の課題なのだ。
どうしたらいいだろうか?階段を急いで駆け下りることを考えてみよう。右足、左足の動きなどいちいち気にしないことだ。テニスでもフォームを気にしないことだ。風が吹いたり、イレギュラーしたり、相手のボールはいつでも1回だけのボールだ。ボールに打ち方(ラケット)を合わせることだ。これらは小脳が無意識にやってくれる。
ノーフォーム、ノーグリップ、私の場合、これらに気が付くことに20年がかかった。