負ける訓練

 上級生が下級生に敗れる。シード選手が下位のプレーヤーに負ける。勤務先の中学で部内戦シングルスを行っている。ゲームをすれば半数は敗れ、大会では優勝者以外は負ける。正直、心は穏やかではないだろう。それでも、気持ちを切り替え、敗者による順位戦、次の大会に備える。

 人生でも同じですね。入学試験で不合格となる。所属する会社の出世で後輩に先を越される。何せ、社長になれるのは一人だけだしね。実は人生でも負けることがはるかに多い。

 テニスのゲームでは負ける訓練をしているともいえましょう。貴重な大切な経験です。