関係者

 「彼が関係者と話しかけ始めたからね。」ウィンブルドン決勝でジョコビッチは語った。関係者とは、コーチなのだろうか?誰なのだろうか?気になったので録画を観た。相手のキリオスが、なにゃらぶつぶつ喋ったり、喚いたりしているのだ。関係者とは、他人ではなく、自分の中にいたのだ。自分の中の誰なのだろうか?関係者とはいい表現だ。

 かつて読んだ、名著、「インナーゲーム」ガルウェイ著、を思い出した。たしかに、気持ちが乱れたときに見られる典型的な兆候と書かれていた気がする。