ポジティブに(怪我をしても)

 ”何でもポジティブに考えたほうがいいよ。”誰ともなく、テニスプレーヤの間で言われていることがある。

 例えばガットが切れた場合、困るのだが、練習中で良かったね、ゲーム中であれば、大きな大会なくて良かったね、マッチポイントでなくて良かったね、などだ。

 怪我をした場合でも同じだ。シーズンオフで良かったね、少し休んでみるか、いつか起こる怪我の対処を経験しておくか、などだ。ポジティブいくといい、怪我をしないテニスプレーヤーなどいないのだから。