全日本選手権東日本大会で千葉県代表の大和田さんが優勝した。東日本、西日本と都道府県大会代表が集まり、それぞれ参加24名からの優勝者のみ全日本選手権に出場できる。
険しい道だ。この険しき道はたしか2014年につくられた。それまでの全日本では、直前に予選があった。その直前の予選を廃止し、9月のこの時期に岩手県、兵庫県にて東西大会を新設した。結果、出場者はお金(交通費+宿泊費)と時間(4日間の大会+移動日)が必要になった。しかも、2013年までは都道府県大会代表による予選からはたしか6名本戦にあがることができた。
2014年の改革は、主催者JTAにとって、ランキング上位者を出すためが理由だという。しかし、ランキング上位者はエントリーしなかった。大会に魅力がないからだろう。
一方、ランキング下位者には大きな負担、マイナスとなった。誰のため、何のための改革だったのだろうか。
(昨年度までのJTAアスリート委員会委員として最も声をあげたが、残念ながら合意に至らなかった)