本棚に「新インナーゲーム」という本があった。冬休みで読む時間があった。1972年に初版が出された。初版が出された頃は、テニスは、技術的側面に関する知識の量が多すぎて(あーしろ、こーしろと)、教える側にも、習う側にも、現実には苦痛そのものとなって次第にその人気が下落し始めたという。
この本でポイントとなる文章をいくつか挙げてみた。
・プレーしながら、自身の肉体やボール、ラケットなどに注意を集中するだけで、多くの技術を自然に、「こーしろ」と教えられることなく習得することができる。
・言葉によるレッスンの過剰は、外側からも、内側からもプレーヤーの能力を妨げる。
今年もテニスコートに出ることが楽しみだ。