勤務先の中学テニス部に新入生がやってきた。18人だった。1面で何とかミニテニスとサーブ練習をやった後にゲームを行った。
交代しながらダブルスを1ゲームずつ2回やることができた。わずか2ゲームだったが、彼らの目が輝いていた。ボールを1回打つだけで楽しかったのだろう。
およそ50年前、私にもそういうときがあったことを思いだした。最初の練習は高校1年生のとき、先輩が出したボールを1回打ったのだ。ネットを超えてコートに入ったときの興奮を今でも思い出すことができる。きっと目が輝いていただろう。
その喜び、目の輝き、忘れるべからず。