「次は4と6、対1と3です。」毎週日曜日にテニスサークルに出かける。参加者に番号をわりふり、乱数表を使ってダブルスを次々と進めていく。相性や実力は全く考慮しない。
”ダブルスは固定ペアがいるもの”、と思い込んでいた私には新鮮だった。利点がある。例えば一番うまいプレーヤーと2番目にうまいプレーヤーが対戦する場合は、双方にとって刺激となる。上位2名が組んだ場合は無敵となってしまう。どちらがポイントをとるかわからない、というテニスゲームの醍醐味がなくなってしまうわけだ。
勤務先の中学テニス部でもやってみることにした。そもそも相性はつくっていくものだしね。