文化祭で将棋部の体験コーナーに出かけた。さまざまな実力の部員と対局した。
A君は猛烈に攻めてきた。A君にはこれまで負けたことがなかった。A君は少しづつ、形勢を損ね、駒損を重ねていった。私は受けているだけだった。いわゆる”無理攻め”だ。これは私が上級者に負けるパターンと全く同じことに気がついた。
実はテニスでも全く同じだった。相手が自分よりも上と思うと、無理攻めをして、ミスを重ね、大敗してしまう。相手は返球しているだけだ(受けているだけだ)。愚かなことに何百回このパターンを繰り返したことだろうか。
自分のできることをすればいいのですね。それで負けたならば実力がないのですね。
”弱かったら負ければいいのだ”。将棋の谷川17世名人の言葉です。